東京大学
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文部科学省科学技術振興調整費「先端融合領域イノベーション創出拠点の形成」
システム疾患生命科学による先端医療技術開発拠点
Translational Systems Biology and Medicine Initiative
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セレスター・レキシコ・サイエンシズ

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協働研究機関責任者
土居 洋文 取締役会長
研究拠点研究者等
他 数名

本研究拠点における研究内容
従来にはない人体内で機能できる人工タンパク質による特異的分子プローブ・リガンドの計算機設計を担当し、東大先端科学技術研究センター等で行われる実験実証とのコラボレーションにより、「計算機設計→実証」という高速最短サイクル型の先端融合技術として確立させたいと考えています。計算機設計は、ヒトをはじめ種々の生物のゲノム情報、蛋白質アミノ酸配列情報・立体構造情報、さらには本研究拠点で蓄積されつつあるエピゲノム、Chip on chip技術、ターゲッテドプロテオミクス等の知識・データを、先端的な数理科学的・情報科学的解析技術と融合されることにより進めていきます。

協働研究機関について
セレスター・レキシコ・サイエンシズ社は、21世紀の創薬・医療の基盤技術を開発し社会に貢献する目的で、2000年8月に富士通株式会社からのスピンオフ第一号のベンチャー企業として設立された。ゲノム情報や蛋白質アミノ酸配列情報を文字列の科学として捉え、先端的なバイオインフォマティクスとウエットのバイオ実験を融合させて研究を押し進めることにより、独自技術を開発してきている。
  また当社の独自技術である大規模in situハイブリダイゼーション技術(病理組織化学的に遺伝子発現を大規模に解析)は、海外の世界的な大手製薬企業にも高く評価され、大規模な創薬標的遺伝子の安全性・毒性評価に使われている。さらに、科学技術振興機構の委託開発事業において、ゲノム情報と蛋白質アミノ酸配列情報をもとに蛋白質を計算機上で改良設計し、長いDNA鎖を高忠実に効率よく増幅させる新規PCRキットの開発を進め、成功認定を受けた。本キットはバイオテクノロジー分野の研究ツールや食品安全性、テーラメード医療などの遺伝子診断への応用が期待されている。
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